研究室について
設計工学研究室を志望する学生の皆さんへ
設計工学研究室では、問題意識を共有し自ら考え行動する意欲的な学部、修士、博士学生の皆さんを広く募集しています。ロボット工学に必要な知識(機械要素、設計、プログラミング、電気回路など)がない方でも心配ありません。研究を進めていけば実践的な技術を修得でき十分な研究成果を出すことができるようになります。 もちろん加工(旋盤、フライス)、CAD、プログラミング(C言語、C++言語)、電気回路などの知識や経験があれば、研究をよりスムースに進めることが可能です。
研究室の活動方針
最先端のロボット開発を目標
まだ世界で実現されていないロボットの新しい制御方法、ハードウェア開発を目標に研究を行います。 先輩たちと合同で研究したり、教員がサポートしたりするので、ロボットを知らない学生でも問題なく研究を進めることができます。
ものづくりによる具現化と一般化
自ら設計したアイディアを現実に装置として具現化させる力を磨くだけでなく、これらの開発過程から、運動制御法、機構設計法に関する一般理論を導出することを目指します。 ロボットを設計し、加工・製作し、実験するというものづくりの基本的な流れを経験することが目的です。
柔軟な研究スタイル
コアタイムは設定しておらず、研究・余暇時間を各自で自由に配分することができます。 毎日学校で研究をしている学生、昼は研究、夜はバイトに励む学生など、 自分のライフスタイルに合わせて時間を有効に使い分けることができます。
自ら考える力と周囲との議論
積極的に学生のアイディアを採用しており、教員がそれをサポートします。 また研究などで困ったことや相談があれば、同級生や後輩、先輩、教員と議論し解決策を模索するよう推奨しています。 他の研究室メンバーとの議論を通して自らの考える力を養います。
年間スケジュール
4月 | 新入生歓迎会および新入生の研究テーマを決定 |
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5月 | 埼玉大学大学院入試説明会 |
6月 | |
7月 | 埼玉大学大学院の口述試験 |
8月 | 埼玉大学大学院の筆答試験および夏休み工作教室 |
9月 | 学部4年生の卒業研究中間発表 |
10月 | |
11月 | むつめ祭にて研究室紹介とロボット工作教室 |
12月 | 修士論文の予備審査 |
1月 | |
2月 | 修士論文・卒業論文の審査会 |
3月 | 研究室の大掃除および卒業生の送別会 |
教育の目標
複数の専門性の修得
ロボット工学は様々な専門分野の知識が必要とされる総合的な学問です。そのため、機械工学の知識はもちろんのこと、生物、電気、情報の知識も身に付けることができます。 そしてその周辺技術である製図・機械加工・回路工作などを学ぶことが出来ます。プログラミングの知識も自然と身につきます。
プレゼンテーション
研究室における研究進捗報告、学科や専攻での発表、学会発表と多くの発表機会を経験することで、プレゼンテーション力を鍛えています。特に積極的な学会発表を勧めています。
文章力
将来就職した時に、Eメールや報告書などビジネスシーンのあらゆる場面で「書く」という作業が求められます。 情報をきちんと整理し他者に伝わるように表現する「文章力」は最重要であり、論文や研究報告書を書くことで文章力を向上させます。