バイオロボット工学特論
Advanced bio-robotics
授業科目の到達目標
従来の学問分野の枠にとらわれない研究分野を総称して学際領域と呼ぶ。 本講義では、ロボット工学に関連した幾つかの学際領域の研究について概説を行う。この講義を通して学際領域の研究について科学と工学の違い、総合工学としてのロボット工学などを学ぶ。 最終的には様々な研究のアプローチがあるということを理解し、多様なものの見方、研究に対するセンスを身に付けることを目標とする。
授業キーワード
ロボティクス、計算論的神経科学、バイオメカニクス
授業の内容
- 科学と工学の違いとその関係、学際領域
- 基礎ロボット工学
- ロボットの制御(機構学と軌道生成)
- 神経科学とロボット工学
- 生体の神経回路メカニズムの理解
- 生体の運動軌道生成のメカニズム
- 運動学習理論
- 生体の学習メカニズム
- 計算論から見た学習メカニズム
- 人体の運動計測
- 計算論から見た生体模倣の姿
授業の方法
座学としての講義、輪講、様々な調査研究、ディベート、ブレインストーミング、を通じての新しいものの見方、多様なものの見方の獲得を目指す。テキスト